ブライダルヘアメイクアーティストの理想と現実

ブライダルヘアメイクアーティストの

理想と現実


昨日の夜のお電話から。


ヘアメイクの学校を卒業して

今は花嫁さんのアテンドをしながら

ヘアメイクを勉強中とのことでした。


彼女が勉強したかったのは

雑誌にでてくるような、個性的な?

ヘアを花嫁さんに積極的にご紹介して

実際にやれるようになりたいとのご希望

でした。


学校ではヘアメイクをひととおりやって

メイクは大丈夫だと思うと、ご本人は言って

みえました。


ブライダルヘアは

花嫁さんのご希望されるヘアは

実は皆さんほとんど好みが一緒なんですね。


これだけ色々なヘアがあるから、もう少し

違うヘアにしてもいいのにって思ったりするぐらいです。


だから実際の現場では

ヘアメイクの学校をでて夢や希望を持って

見ていると思いますが、理想と現実がここで

違うわけなのです。


ヘアメイクの学校の授業などでするヘアメイクの

ほうがはるかに好きな個性的なメイクをします。


せっかくだからやりたいと思っても

実際は花嫁さんは、ヘアのご希望があって

いつも皆さんほとんど同じようなヘアを作らなければ

なりません。


メイクは大丈夫って言ってたけど

メイクのほうが逆に難しいかもしれません。


メイクはレベルの差もありますが

自分でできるからというのが大きいと

思います。


そこで気に入ってもらって感動するような

メイクをしなければならないからです。


先日もリハーサルをやったのに

断った原因のひとつとして和装のメイクが

気にいらなかったことでした。


degagerに頼んでくださった花嫁さんの

お話です。


他にも

聞きます。


メイクが気にいらなくてすぐにトイレに入って

落としたなど。


メイク、簡単に思う人もいるかもしれませんが

お金をもらって喜んでもらえるメイクはクオリティが

高くないと仕事でのメイクはやっていけません。


ヘアもアップは自分でできないから

メイクよりはヘアのほうがまだやりやすいかもしれません。


でも今の方は情報量も多いし

少し前と比べてもかなりご注文が細かくなって

きているので対応できる能力と技術が必要です。


この方に最後にわたしからの

メッセージで、やはり基本が大事で後は

必ず必要なのが、スピードです。


どんなにヘアメイクが人より優れていたとしても

時間がかかりすぎては仕事としてやっていけないからです。


憧れていたブライダルヘアメイクも

現実となると理想と違います。

どの業界も同じだと思いますが

せっかく勉強されたのだから

乗り越えてブライダルヘアメイクのお仕事を

してもらいたいと想いました。



同じヘアが多かったとしても、顔もスタイルも

皆さんそれぞれ違うので、機械的や流れ作業の

ようにこなしてはいけないといつも心に言い聞かせて

やらさせてもらっています。



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