わたしが何故メイクの仕事をしているのか?
2017/03/24
名古屋はじめての大人メイクレッスンdegagerデガジェメイク講師の都築 葵です。
自分のことを書くのは、何だかちよっとはずかしいような気持ちもありますけど、やっぱりこのことを
書かないとわたしの想い伝わらないような気がして。
この間メイクレッスンの後、お客様に何故メイクの仕事をしているか?
と聞かれてお話していたので、今日はそのことについて書いてみますね。
わたしは、学生時代を振り返ってみるとコンプレックスのかたまりだったと思います。
まずは、この小柄なスタイル。
自分なんて・・・何のとりえもない女の子だと思っていました。
そんなわたしが中学生になって
お年頃になってきたとき、だれだれが可愛いということが流行っていたのですが。
もちろんわたしの名前が言われるはずもなくて。
可愛いって言われてる女の子
すごく羨ましかったな。
そしてこれはずっと前のお話です。
ある日学校の帰り道、ひとりでいたときに
自転車に乗った男の子から、急に
通りすがりに
「ブス」
って言われたのですが、もうびっくりしました!!
全然知らない男の子だったのですが・・・。
もう何十年前のことだけど、今でも忘れていません。
あの頃のわたしは、まだ純粋だったので言葉のとおり、全部受け止めていたと思います。
今、思えばもしかして、だだ単に言っただけかもしれませんが。
そんなことを言われたせいで、自分のことをブスだと思っていました。
わたしは勉強も大っ嫌いだったし、スポーツも苦手。
しいていえば、話やすい、おもしろい子って言われるくらい。
でもそんなある日、友達につきあって化粧品屋さんに行きました。
そのときのお姉さんが、綺麗で憧れました。
「わたしも、あんな風にキレイになれたら?」
と思っていたのですが、そのときのわたしは自分にはとうてい無理だと思っていました。
そんなわたしでしたけど、チャレンジしてみました。
そうしたら、化粧品会社に入れることに。
想い続けると、夢は叶いますね。
ドキドキしながら、はじめてメイクをして店頭に立ちました。
その時に先輩から
「つづきちやんキレイだよ」
ってほめてくれたんです。
びっくりしました。
今まで、親にだってほめられたことがなかったので。
でも心の中では
「うそ、わたしがきれいだなんて・・・」
昔、ブスって言われたし
可愛いといわれたこと一度もないし
信じられないと思いました。
その後、店頭に立っていると
わたしと同じ口紅の色がほしいと言われたり、また休憩室にいると社員さんから声をかけてくれて
化粧品を買いに来てくれたり。
先輩が言ってくれたこと嘘じゃないんだとやっと思いました。
メイクして
「わたし綺麗になれたんだと、本当に本当に心からうれしく思いました。」
それからずっとずっとメイクが大好きで。
最近、個人レッスンのお客様が増えていて
こんな声を聞きます。
「自分に自信がない」という人が残念ながら多いです。
けれど、こんなにキレイになって
可愛いのに何で?
耳を疑いたくなります。
あの日の嫌なことは忘れられないけと゛、わたしはその後たくさんの人にほめてもらっています。
その事を忘れちゃいけないと思っています。
あなたも自信をもてないでいるかもしれません。
ほんの一部の人の言葉に傷つかないで。
メイクをして
「わたし、綺麗になれるんだ」
という喜びを感じてほしいです!!
ひとりでも多くの女性をきれいにしたい。
もっと、自分に自信をもってほしい。
この喜びと感動を味わってもらたいから、メイクの仕事をしています。
メイクレッスンが終わって
ひとりひとり反応が違うのですが
自分で思わず
「可愛い」って言っている人
または、何度も何度も鏡を見てとてもうれしそう!!
ファンデーションがうすいけど、きれいなのでついつい何度も触ってみちやうとか。
自然とみんなみんな笑顔になっていますよ。
この瞬間が大好き!!!
最近、こんなことを考えていたのですが。
もしもわたしが
スラッとした美人だったら、この仕事はしていなかったかも?
だから、負け惜しみじやなくて
スタイルの良い美人じゃなくて良かったなと思います。
コンプレックスがあったからこそ、今のメイクができたかと。
~メイクで幸せになれる~
とわたしは信じています。